トラックの性能は年々良くなっているので、平均車齢も年々伸びているといいます。平均車齢は、初めて登録してからの経過年数を意味するもので、2010年度における大型および中型車の平均車齢は10.34年で、小型車は9.21年です。平均使用年数は、大型および中型車は14.87年で小型車11.92年です。平均使用年数は新規登録を行ってから抹消登録が行われるまでの平均年数になるので、小型車などは12年で廃車をするイメージになります。
ただ、使用環境と日常的なメンテナンスなどで平均車齢と平均使用年数は変化するので買取に出すことで売れる可能性も高まります。廃車にするということはスクラップにすることを意味する、スクラップはお金を払う必要があるけれども買取ができる場合は、現金を受け取れるどのメリットもあるわけです。ちなみに、トラックは小型が10万キロで中型が40～50キロ、大型は70キロが走行距離数の寿命における目安です。サイズが大きくなることで寿命が延びているわけですが、エンジンの排気量が大きく力も強い、この出力の大きさがエンジンの回転数を抑え負担を軽くする、大型は排気量が大きいのでエンジンの負担を減らすなどからも寿命が長くなります。
もし、平均寿命などを迎えていないものや状態が良いものなど、抹消登録する前にトラックの買取専門店を使って査定を受ける、これにより査定額が付けられて売却に繋がることも少なくありません。